中島(長岡)巾着

 

中島巾着は原産地が長岡市中島地区のナス。明治40年代に、小川文四郎氏が現在の南蒲原郡田上町から導入した「亀田巾着」の種子がルーツではないかと推測されている。

 

本種は、典型的な巾着型のナスで、春・秋は秋は色つやも色つやもよいが、夏季はくろむらさき色から赤紫色に変わり光沢も衰えるという果皮の変化がかみられる。

 

荷崩れがないことから、煮食に向いている。県外の人には、「中島巾着」ノナでは生産地などが判断しにくいところから「長岡巾着」の名で市販しているところもある。

 

中島(長岡)巾着