かきのもと

新潟県の伝統野菜「かきのもと」について

かきのもと

下越地方では、古くから食用ギクとしている秋ギクで、これを「かきのもと」といっている。

同じものを、中越地方では「おもいのほか」とよび、山形県では「もってのほか」とよんでいる。花色は、アントシアン色素による桃紫色で、その色の濃さは系統によりやや違いが見られる。新潟地方では、ツマものなどの飾りとするほか、丼ものに乗せて食べる。